編集部の診断
雲場池まで450m・徒歩約6分という別荘地寄りの立地に建つ2006年築・30戸の棟です。軽井沢駅までは約1.5kmで、鉄道駅から歩ける距離ではあるものの、日常は車利用が前提になる位置にあります。共用施設は持たず、宅配ボックスとペット用足洗い場、オートロックという構成で、維持費のかかる温浴設備を抱えていません。2026年7月時点の売出は1件で、1階・2LDK・90.29㎡に37.63㎡の専用庭が付く住戸が1億2,480万円。管理費29,520円と修繕積立金7,220円に専用庭使用料380円を加えた年間保有コストは価格の約0.4%と、この価格帯としては軽い部類です。ただしその軽さは修繕積立金が約80円/㎡・月と国交省の目安を大きく下回ることの裏返しでもあり、30戸という小規模さも一戸あたりの将来負担を重くしやすい要素です。売出の坪単価は約457万円で、汎用の参考指数(約303万円/坪)の1.5倍にあたります。専用庭付きという条件が指数に反映されにくいことを差し引いても、1件だけの価格で相場を判断するのは危険です。
