屋内クアプールが一時休止中——共用施設の稼働確認が最優先
ロワジール伊豆高原は源泉掛け流し(毎分150L以上)の温泉大浴場とサウナ、屋内クアプール、屋外プール、テニスコートを備えた壱〜参番館・計139戸の設備重量級リゾートマンションです。ただしエンゼル不動産の共用部情報では、屋内クアプールが2026年4月時点で一時休止中と案内されています。温泉大浴場は2017年4月に大規模修繕を終えて稼働していますが、この規模の設備群を139戸で支える構造のため、プールの再開見込みと建物全体の長期修繕計画は、購入前に管理組合資料で確認すべき最優先項目です。
大型住戸だけ坪29.2万円——面積帯で割れる価格
2026年7月時点の売出は3件(いずれも弐番館)。1LDK49.11㎡が880万円(坪59.2万円)、2LDK99.58㎡が1,980万円(坪65.7万円)と、中小住戸はマンションマーケットの参考坪単価48万〜58万円を上回る一方、3LDK133.66㎡は1,180万円=坪29.2万円と指数の6割以下です。大型住戸は月額費用も86,070円と重く、買い手が限られる分だけ坪単価が下がる、リゾートマンション特有の面積ディスカウントが極端に出ています。広さを求める買い手にとっては、この乖離自体が交渉の出発点になります。
編集部の診断
判定は「要観察」です。理由は(1)屋内クアプールの一時休止という設備稼働の不確実性、(2)面積帯による坪単価の極端な開きで、相場指数や平均値だけでは実勢を読み違えるおそれがあることの2点です。検討時は、①プール休止の原因(故障か運営判断か)と再開・修繕の総会決議状況、②積立修繕費219円/㎡(国交省目安の範囲内)を前提とした積立残高、③検討する面積帯の売出・成約事例、の3点の確認をすすめます。源泉掛け流しの湯量とペット可(小型2頭)という利用条件は、この価格帯では明確な強みです。
