苗場

ファミールヴィラ苗場タワー

物件健康診断

要観察

確認すべき点あり

50万〜650万円

管理費等 月18,600円〜 / 売出9件

データ基準 2026-07

売出坪単価1坪あたりの価格6万円〜20万円
保有コスト率年間維持費÷価格13.7%〜44.6%
修繕積立金1㎡あたり月額112円/㎡
売出集中度売出戸数÷総戸数3.3%9/276戸
ファミールヴィラ苗場タワーの外観
画像出典: マンションレビュー

物件概要

所在地新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国字上ノ山304番地2築年月1990年(築36年)
構造鉄筋コンクリート造30階建総戸数276戸
主な共用施設大浴場(沸かし湯・サウナ付き・24時間)・12m屋内温水プール(通年)・スポーツルーム・スキーロッカー・無料駐車場約150台・苗場スキー場無料シャトルバスエリア苗場
暖房・給湯ガス:プロパン(サイサン)交通・アクセス苗場スキー場:徒歩15分
シャトルバス:苗場スキー場無料シャトルバスあり
売出状況9件 50万円〜650万円データ基準2026-07
判定要観察
観点 01

価格診断(相場指数との乖離)

判定: 要観察

売出価格レンジ
50万円〜650万円
実売出坪単価レンジ
6万円〜20万円
坪単価平均
14.5万円
売出戸数
9戸
観点 02

現在の売出住戸(9件)

2026-07-23時点出典: エンゼル不動産
間取り面積価格坪単価詳細
12階1K27.80㎡50万円5.9万円/坪掲載元
14階1K30.34㎡70万円7.6万円/坪掲載元
5階1K27.80㎡100万円11.9万円/坪掲載元
8階1K30.34㎡120万円13.1万円/坪掲載元
1LDK50.58㎡175万円11.4万円/坪掲載元
26階1LDK53.18㎡200万円12.4万円/坪掲載元
11階1LDK50.58㎡230万円15万円/坪掲載元
26階1LDK50.58㎡300万円19.6万円/坪掲載元
30階2LDK110.83㎡650万円19.4万円/坪掲載元
観点 03

エリアの成約相場(国交省 成約価格データ)

対象
湯沢町の中古マンション成約(2023年第2四半期〜2025年第3四半期)
成約件数
14件
成約坪単価の中央値
26.2万円
成約坪単価の四分位範囲
13.2万円〜45.7万円
この棟の売出坪単価
6万円〜20万円
売出 ÷ 市町村成約中央値(概算)
0.49倍
観点 04

保有コスト率

管理費+修繕積立金(月額)
18,600円〜74,400円
保有コスト率(年額÷売出価格)
13.7%〜44.6%
観点 05

年間総保有コスト(税・付帯費用込み)

費目区分金額
管理費+修繕積立金月額18,600円〜74,400円
水道料月額800円
固定資産税(約。110.83㎡住戸(650万円・30階2LDK)の実例・令和8年度)年額168,500円
年間合計(管理費等12か月+税・年額費用)年額約40万〜107万円
利用頻度1泊あたりの固定費(年間下限で試算)
年10泊約40,000円/泊
年30泊約13,000円/泊
年60泊約7,000円/泊
観点 06

修繕積立金の健全性

0200400 円/㎡

この物件 112円/㎡ / 国交省の大規模目安 190〜325円/㎡

観点 07

大規模修繕の履歴・予定

時期区分内容
2016年11月実施済み大規模修繕工事(外壁補修)
1999年7月実施済み大規模修繕工事(外壁補修)
観点 08

売出集中度

売出戸数 / 総戸数
9 / 276戸
売出集中度
3.3%
観点 09

賃貸掲載データ

賃貸掲載
2件
月額賃料
42,000円〜47,000円
表面利回りの目安(年賃料÷売出価格・概算)
7.8%〜112.8%
観点 10

設備リスクプロファイル

維持コストリスク: 高

  • 大浴場(沸かし湯・サウナ付き・24時間)
  • 12m屋内温水プール(通年)
  • スポーツルーム
  • スキーロッカー
  • 無料駐車場約150台
  • 苗場スキー場無料シャトルバス
観点 11

同エリアの他物件と比較

棟名築年総戸数売出価格帯坪単価レンジ保有コスト率積立金判定
シェスタ苗場1990年196戸30万円〜155万円3万円〜6万円39.6%〜75.3%110円/㎡要観察
ノエル苗場1991年254戸10万円〜120万円1万円〜9万円24.9%〜225.7%100円/㎡要観察
ファミール・ヴィラ苗場1989年222戸10万円〜70万円1万円〜6万円49.6%〜247.9%258円/㎡実勢下落
ファミールヴィラ苗場タワー(この物件)1990年276戸50万円〜650万円6万円〜20万円13.7%〜44.6%112円/㎡要観察
西武ヴィラ苗場2号館1977年128戸10万円〜15万円1万円〜2万円121.6%〜219.6%113円/㎡実勢下落
西武ヴィラ苗場3号館1978年285戸10万円〜50万円1万円〜4万円35%〜181.2%93円/㎡実勢下落
西武ヴィラ苗場5号館1980年440戸10万円〜93万円1万円〜7万円17.4%〜162%64円/㎡実勢下落
西武ヴィラ苗場7号館1985年370戸10万円〜400万円1万円〜54万円15.8%〜120%45円/㎡実勢下落
西武ヴィラ苗場9号館1983年431戸10万円〜216万円1万円〜8万円17.1%〜216%62円/㎡実勢下落
西武ヴィラ苗場クリスタル1号館1992年533戸10万円〜600万円1万円〜19万円7.9%〜156%100円/㎡要観察
観点 12

Google口コミ 編集部まとめ

★ 4.5/ 34件

大浴場と山側の眺望、管理人の対応(宅配便の部屋渡しなど)を評価する声が目立ちます。バブル期らしい造りの雰囲気や、近年安値で売買されていることに言及する口コミ、周辺に商業施設や飲食店が少ない点の指摘もあります。

※Google評価4.5(34件)と口コミをもとに編集部が調査・要約(2026年7月時点)

編集部レビュー

ファミールヴィラ苗場タワーは、新潟県湯沢町・苗場スキー場まで徒歩15分(無料シャトルバスあり)に建つ総戸数276戸・1990年11月築(鉄筋コンクリート造30階建・大成建設施工)のタワー型リゾートマンションです。2026年7月22日時点でエンゼル不動産に9件(50万〜650万円)が売りに出ています。編集部の診断は、同じ間取りタイプ内でも価格差が1.7倍あり、「棟の相場」より住戸ごとの状態差を見て値付けの妥当性を判断すべき物件、というものです。あわせて、積立修繕費112円/㎡は国交省目安を下回っており、温水プール・大浴場・タワー特有の修繕を抱える建物として将来負担の確認が欠かせません。

坪5.9万〜19.6万円という価格分布の読み方

売出9件の坪単価は約5.9万〜19.6万円/坪(中央値約12.4万円/坪、面積加重平均約14.5万円/坪)です。最安は1K27.8㎡の50万円(約5.9万円/坪)、最高は最上階30階・2LDK110.83㎡の650万円(約19.4万円/坪)です。注目すべきは同一タイプ内の差で、1LDK50.58㎡(南東・北東・東向き)は175万・230万・300万円と、同じ間取り・同じ向き区分で1.7倍の開きがあります。この物件では方角よりも階数・現況・リフォームの有無が価格を決めており、安い住戸を見つけたときは「なぜこの部屋だけ安いのか」を現況資料で確認するのが先です。

なお同じ苗場エリアでも、西武ヴィラ苗場7号館では売出の大半が10万円均一という処分価格帯に達しています。ファミールヴィラ苗場タワーの50万〜650万円という分布は、苗場では相対的に「まだ価格が市場として機能している」棟だといえます。

維持費は月1.9万円から。小さい部屋ほど割高

1K(27.8㎡)の実例では管理費15,500円+積立修繕費3,100円=月18,600円、ほかに水道料800円/月です。年額約23.2万円で、50万円住戸なら保有コスト率は年44.6%。2年強の維持費で物件価格に達します。最上階2LDK(110.83㎡)は管理費62,000円+積立修繕費12,400円=月74,400円(年約89.3万円)で、650万円に対し年13.7%です。㎡単価はどの住戸も管理費約558円/㎡・積立金約112円/㎡で共通しており、フロント常駐(全部委託・エンゼルコミュニティ)、24時間の大浴場、通年営業の温水プールを維持するコストが管理費側に乗っています。

プールは通年営業中。ただし燃料費直結型の設備構成

エンゼル不動産の建物ページでは、12m屋内温水プールは通年利用可(11時〜18時、月曜は12時開始、4月〜12月中旬は17時まで)、大浴場はサウナ付きの沸かし湯として24時間営業と記載されており、2026年7月時点で設備休止の情報はありません。ただし大浴場は温泉ではなく沸かし湯で、プールの加温とあわせて燃料費が管理コストに直結する構成です。ガスはプロパン、飲用水は井戸水の専用水道、排水は敷地内浄化槽と自前インフラも多く、築36年の30階建タワーとして、エレベーターや外壁修繕を含む更新負担は重量級です。

その一方で積立修繕費は112円/㎡・月と、国土交通省ガイドラインの目安(大規模マンションで190〜325円/㎡)の6割弱にとどまります。積立残高が厚ければ問題ありませんが、購入前に長期修繕計画と残高、値上げ・一時金の議論の有無を重要事項調査報告書で確認すべき水準です。

編集部の診断

判定は「要観察」です。売出は総戸数の約3.3%(9戸)で大量売り圧力ではなく、価格分布も住戸の状態差で説明できる範囲ですが、同タイプ内1.7倍の値差は相場の目線がまだ定まっていないことも意味します。購入目線としては、中央値の坪12.4万円前後を基準に、リフォーム状態と修繕積立の健全性(112円/㎡の低さをカバーする残高があるか)で上下させるのが現実的です。50万円の1Kは価格だけ見れば魅力的ですが、年23万円超の維持費と固定資産税を利用頻度で正当化できるかを先に計算してください。

観点 13

用語のかんたん解説

坪単価

1坪(約3.3㎡=畳2枚分)あたりの価格。広さが違う物件を比べるための単位です。

保有コスト率

1年間の維持費(管理費+積立金)÷物件価格。高いほど「持っているだけで重い」ことを表します。

修繕積立金

将来の大規模修繕(外壁・配管など)のために毎月貯めるお金です。

売出集中度

全戸数のうち何%が売りに出ているか。高いと手放したい人が多いことを示します。

成約価格

実際に売買が成立した価格(国土交通省・不動産情報ライブラリの成約価格情報)。売出価格(売主の言い値)より実勢に近い指標です。ここでの集計は市町村全体の中古マンションの成約で、築年や立地は混在しています。

管理費

掃除・管理人・温泉などの日々の運営費です。

観点 14

出典・データソース

この記事の監修者

宮﨑一旗

宮﨑一旗

宅地建物取引士 / 連続起業家 / 株式会社ライフワンネクスト取締役

宅地建物取引士(登録番号:(神奈川)第129630号)。補助金SEOメディア「補助金プラス」運営、AIスタートアップAtlas株式会社共同創業者。不動産・住宅領域のSEO/LLMOコンサルティングと記事監修を行う。

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