妙高

妙高パインバレーロジュマン1号館

物件健康診断

要観察

確認すべき点あり

348万〜682万円

管理費等 月13,200円〜 / 売出3件

データ基準 2026-07

売出坪単価1坪あたりの価格26万円〜51万円
保有コスト率年間維持費÷価格2.3%
修繕積立金1㎡あたり月額50円/㎡
売出集中度売出戸数÷総戸数2.4%3/127戸
妙高パインバレーロジュマン1号館の外観
画像出典: マンションレビュー

物件概要

所在地新潟県妙高市大字桶海1017-2築年月1991年(築35年)
構造鉄骨鉄筋コンクリート造14階建(地下1階付)総戸数127戸
主な共用施設エレベーター・オートロック・駐車場エリア妙高
交通・アクセス関山駅:徒歩27分(車約15分)売出状況3件 348万円〜682万円
データ基準2026-07判定要観察
観点 01

価格診断(相場指数との乖離)

判定: 要観察

売出価格レンジ
348万円〜682万円
実売出坪単価レンジ
26万円〜51万円
坪単価平均
35.1万円
相場指数(坪単価)
9.90万円/坪(マンションマーケット)
売出戸数
3戸
観点 02

エリアの成約相場(国交省 成約価格データ)

対象
妙高市の中古マンション成約(2023年第2四半期〜2025年第4四半期)
成約件数
11件
成約坪単価の中央値
22.7万円
成約坪単価の四分位範囲
15.4万円〜33.1万円
この棟の売出坪単価
26万円〜51万円
売出 ÷ 市町村成約中央値(概算)
1.71倍
観点 03

保有コスト率

管理費+修繕積立金(月額)
13,200円
保有コスト率(年額÷売出価格)
2.3%
観点 04

修繕積立金の健全性

0200400 円/㎡

この物件 50円/㎡ / 国交省の大規模目安 190〜325円/㎡

観点 05

売出集中度

売出戸数 / 総戸数
3 / 127戸
売出集中度
2.4%
観点 06

設備リスクプロファイル

維持コストリスク: 中

  • エレベーター
  • オートロック
  • 駐車場
観点 07

同エリアの他物件と比較

棟名築年総戸数売出価格帯坪単価レンジ保有コスト率積立金判定
妙高パインバレーロジュマン1号館(この物件)1991年127戸348万円〜682万円26万円〜51万円2.3%50円/㎡要観察
妙高高原エトーレ赤倉1991年194戸96円/㎡安定
妙高高原セレージュ新赤倉1992年106戸159円/㎡要観察
観点 08

Google口コミ 編集部まとめ

★ 4.2/ 10件

全室から妙高山を望める眺望と天然温泉を評価する声が中心です。APAリゾート敷地内で建物の場所がわかりにくいという言及もあります。件数は10件と少なめです。

※Google評価4.2(10件)と口コミをもとに編集部が調査・要約(2026年7月時点)

編集部レビュー

妙高パインバレーロジュマン1号館は、新潟県妙高市桶海のAPAリゾート妙高パインバレー内に建つ総戸数127戸・1991年6月築(鉄骨鉄筋コンクリート造14階建・地下1階付)の高層リゾートマンションです。2026年7月時点でLIFULL HOME’Sに3件(348万〜682万円)の売出が確認できます。編集部の診断は、参考相場140万円に対して売出はリフォーム済682万円と、指数と売出が両極に乖離した薄商い銘柄。修繕積立金50円/㎡と借地権という2つの構造リスクを先に検証すべき「要観察」圏の物件、というものです。

売出は坪26.2万〜51.4万円。参考相場との乖離が極端に大きい

LIFULL HOME’Sで確認できた売出3件は348万〜682万円、坪単価は約26.2万〜51.4万円/坪(中央値35.1万円/坪)です。682万円の10階1LDK43.9㎡はクロス・床・キッチンを更新したリフォーム済で、妙高山を正面に望む高層階。一方、マンションマーケットの参考相場は140万円(7階1LDK約43㎡)・参考㎡単価3万円(坪9.9万円換算)で、過去95件の売買履歴は100万〜300万円に集中しています。つまり「過去の実勢は100万円台〜300万円、現在の売出はリフォーム済プレミアムを乗せた強気値付け」という両極の構図で、682万円水準での成約実績は確認できません。判定は「要観察」です。

保有コスト率は年2.3%。月1.3万円の固定費は安いが、安さには理由がある

10階1LDK43.9㎡(682万円)の実例では、管理費11,000円+修繕積立金2,200円=月13,200円。保有コスト率は年2.3%で、今回調査した草津・北軽井沢の大型リゾートマンション(年2.6〜5.8%)より軽い水準です。ただしこの安さは、共用部に温泉大浴場・プール等の重量級設備を持たない施設優待型(サウナ・プール・ゴルフ場はリゾート内施設の優待利用と掲載)であることと、次に述べる積立金の極端な低さの結果です。

修繕積立金50円/㎡は国交省目安の4分の1。借地権も要確認

修繕積立金は43.9㎡住戸で月2,200円、㎡単価約50円です。国土交通省ガイドラインの目安(大規模マンションで190〜325円/㎡)の下限の約4分の1しかありません。築35年・14階建の高層棟は外壁・エレベーター・給排水の更新資金が必ず必要になり、現在の積立水準では将来の大幅値上げか一時金が前提になると考えるべきです。さらにマンションレビューには土地権利が借地権・地上権と掲載されており、地代・借地期間・更新条件は今回確認できていません。借地物件は住宅ローンの担保評価も出にくいため、重要事項説明での確認が必須です。

敷地内リゾートは冬期休館——スキーエリアなのに冬に施設が使えない

この物件の共用設備は建物単体では最小限で、実態は敷地内のアパリゾート(旧・妙高パインバレー)の施設優待に依存しています。ところがアパリゾート上越妙高の営業期間は4月16日〜11月15日で、冬期は休館です。編集部の調査では、敷地内のスキー場も2009年に閉鎖されており、スキーシーズンの現地は「ゲレンデなし・リゾート施設休館」の状態になります。冬の利用は赤倉・杉ノ原など周辺スキー場への車移動と専有部の設備(暖房・給湯)が前提であり、「リゾート施設付き」の印象で冬用途を想定すると齟齬が生じます。夏のゴルフ・避暑利用が主目的の買い手に向いた物件です。

編集部の診断

判定は「要観察」です。127戸に対して売出3件(約2.4%)で、妙高エリアの中では売出が確認できる数少ない大型物件ですが、購入判断の主役は価格ではなく権利と修繕です。過去実勢(100万〜300万円)を踏まえると、リフォーム済とはいえ682万円は過去レンジの2倍超であり、値付けの根拠を成約事例で確認すべきです。確認すべきは、(1)借地権の地代・期間・更新料と承諾料、(2)積立金50円/㎡に対する長期修繕計画・積立残高・一時金の予定、(3)APAリゾート施設優待(サウナ・プール・ゴルフ場)の条件と継続性、です。「月1.3万円で持てる高層リゾート」という表面上の手軽さの裏に、修繕と借地の後払いコストが潜む構造だと理解した上で検討すべき物件です。

観点 09

用語のかんたん解説

坪単価

1坪(約3.3㎡=畳2枚分)あたりの価格。広さが違う物件を比べるための単位です。

保有コスト率

1年間の維持費(管理費+積立金)÷物件価格。高いほど「持っているだけで重い」ことを表します。

修繕積立金

将来の大規模修繕(外壁・配管など)のために毎月貯めるお金です。

売出集中度

全戸数のうち何%が売りに出ているか。高いと手放したい人が多いことを示します。

相場指数

ポータルサイトが自動計算した参考価格。実際の売出・成約とはズレることがあります。

成約価格

実際に売買が成立した価格(国土交通省・不動産情報ライブラリの成約価格情報)。売出価格(売主の言い値)より実勢に近い指標です。ここでの集計は市町村全体の中古マンションの成約で、築年や立地は混在しています。

管理費

掃除・管理人・温泉などの日々の運営費です。

観点 10

出典・データソース

この記事の監修者

宮﨑一旗

宮﨑一旗

宅地建物取引士 / 連続起業家 / 株式会社ライフワンネクスト取締役

宅地建物取引士(登録番号:(神奈川)第129630号)。補助金SEOメディア「補助金プラス」運営、AIスタートアップAtlas株式会社共同創業者。不動産・住宅領域のSEO/LLMOコンサルティングと記事監修を行う。

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